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ゴールドコーストの魅力

これまでのバックナンバー(2014年12月から1月まで)

2014年12月
ゴールドコーストは、もう夏です。ジャカランダの花が散り、ポインシアーナの花が咲き出しています。

不動産のパンフレットも英語版と中国版が用意されている昨今。どこに行っても中国人。ゴールドコーストは昨年中国からの観光で53万ドルの経済効果があったそうです。2020年には130万ドルと推測されています。
中国の四川省の成都市、湖北省の武漢市からゴールドコーストへの直行便が、来年の旧正月2月19日に就航すると発表されました。この2つの省だけで人口1億3800万人です。(オーストラリアの総人口の7倍)成都市にはパンダの繁殖基地があるので、現在アデレードの動物園にしかいないパンダが来る可能性が将来歯あるかも??

11月にブリスベンで開催されたG20に合わせて、サウスポートの内海に計画されている複合リゾート型クルーズターミナル建設計画の新しいプランが提出されました。地域経済には210億ドルの経済効果が期待され、建築関連に65億ドルが注がれ、工事には5000人もの雇用を生み出し、リゾート完成後には15200人もの雇用が生まれるとされています。Queen Mary 2 などの豪華客船が入ってくるターミナル、カジノ、ホテル、マリーナ、水際公園、ショッピング街、住宅地、その他娯楽施設を備えた世界的な観光拠点。完成すればシドニーのオペラハウスのような観光名所になることでしょう。
これらが2015年の初夢で終わらないように願ってます。それでは皆さん、ハッピー・クリスマスと、よいお年をお迎えください。

12月2日の連邦銀行の発表によりますと、18か月連続で今月も政策金利は2.5%で据え置きだそうです。


2014年11月
ジャカランダの花も散りはじめ、日差しが強くなり、夏が近いことを感じさせられるゴールドコーストです。

11月4日恒例のメルボルンカップにアドミラルティ・ラクティという日本馬が出走しました。 10月18日、メルボルンカップの前哨戦といわれるコールフィールド・カップで優勝し、175万ドルを獲得していたので、当然の1番人気でした。レース最終コーナーまで2番手につけていたのですが、急に失速し最下位でゴール。怪我でもしたのかと、一度は夢を託した誰もが心配していましたが、その後、厩舎で倒れて急死したとニュースが入りました。海外で活躍を期待していた日本の馬だけに惜しまれます。誰がこんな悲しい結末を予想していたでしょうか。残念です。

世界19カ国と欧州連合の首脳が集合するサミットG-20が、11月15日(土)と16日(日)の2日間、ブリスベンで開催されます。会場はブリスベンのコンベンション&エキジビジョン・センター。この期間は各地で交通規制が敷かれ、サウスバンクへの一般利用者の入場や周辺道路の交通規制が入ります。そんなわけでブリスベン市内のみ11月14日(金)は祝日となります。各国からの代表団が約4000名、報道陣約3000名がブリスベンに到着の予定です。

ゴールドコーストのユニットの建築確認の数が前期に比べて1.6倍。すでに世界経済危機の頃を上回っています。過去3か月で886戸の許認可が下りています。2008年の着工数が7000戸だったのが2013年には2300戸に落ち込んでいたのですが、最近はタワークレーンの数も増えていますし、コモンウェルスゲームの選手村建設工事などが不動産の活発化に影響を与えています。工事が始まり、職も増え、人が集り住宅の需要が伸びてきています。
連邦銀行の発表によりますと、今月も政策金利は2.5%で据え置きだそうです。


2014年10月
天気がよければ日中30度近くまで上がるゴールドコーストです。紫色の花のジャカランダの花があちらこちらで咲き出しています。サーファーズの道路では恒例の自動車レースのための仮設のブロックフェンスが設置され、かなり走りづらくなってきました。

世界中の主要都市に店舗を出している(スペインの)ブティック ZARA のクィーンズランド1号店が9月25日ロビーナのタウンセンターにオープンしました。2011年にオーストラリアに進出してすでに11番目で、近くブリスベン店もオープンの予定です。当日には100人を超える買い物客が’並んで開店を待ったそうです。

GC Bulletinの記事によりますと、昨年ゴールドコーストへ1番投資したのは中国で1億9600万ドルでした。一昨年より1000万ドル増加しています。2番はニュージーランドで2600万ドル、一昨年の980万ドルから一気に2倍以上の伸びです。理由はニュージーランドのベビーブームの世代が定年期を迎えており、気候のいいゴールドコーストが人気だそうです。その後シンガポール、イギリス、日本と続きますが、昨今のドル高円安の影響もあって、日本は一昨年の9980万ドルから。今年の投資額は1600万ドルまで激減しています。

サウスポートの内海に計画されている総工費75億ドルのカジノリゾートとクルーズターミナルの実現に一歩抜きんでているのも中国系開発業者のASFコンソーシアムです。場所はHelensvale からGold Coast Hwy を通って、内海に突き当たったあたりにブリッジをかけて、中州にできた島 Waterbreak Island の開発です。実現可能かどうか、内海の環境アセスメントやサウスポートへの交通事情など、これから調査が大きなポイントとなるでしょう。


2014年9月
8月4日、スコットランドのグラスゴーで行われていたイギリス連邦のスポーツの祭典コモンウェルスゲーム(4年に一度の開催)が閉会し、次回開催予定地のゴールドコーストに大会旗が手渡されました。2018年です。サーファーズの海岸に大会まであと何年、何日、何時間、何分のディスプレイが出ています。

現在592室を持つコンラッドジュピターズ&カジノが隣接する敷地に6スターのホテルタワーを2018年のコモンウェルスゲーム開催の6-9か月前までに完成を予定すると発表しました。総工費3億4500万ドル。今後2年の開発で1500人の雇用を創出します。現在カジノに1600人の従業員がいますが、増えて2000人となるそうです。2015年のクリスマスまでに現在のリゾートプール、アウトドア・バーのアップグレードが完了し、さらに2つのレストランがオープンの予定です。そしてゴールドコーストハイウェイに面した6スターホテルの建設と続きます。

9月2日豪州準備銀行は市場の予想通り、政策金利を2.5%に据え置くと発表しました。これで13か月連続です。専門家の間でも2014年度中に金利の変化はないとの見方が優勢です。一般所得の伸びが大きくないこと、労働市場が安定していないこと、政府の財政緊縮など景気回復への不安材料が少なくありません。不動産市場は2018年に向かって少しずつ上昇しているものの、追加利下げの思わせぶりで、住宅市場への過熱を防いでいる状況です。

追記 カラーラ、COCOSスーパーマーケットの中に日本人の魚屋さんがオープンしました。以前からあった魚屋さんもマグロは売ってましたが、今度のお店ではウニやトロ、銀だらの西京漬けまで売ってます。

2014年8月
7月20日総額12億ドルのプロジェクトCity Tram(G Line)が安全点検を終え、正式にオープンしました。初日のみ利用客は無料でしたので、新聞によりますとその1日で8万人の乗り降りがあったそうです。月曜ー金曜日5:00-24:00, 日中は7.5分間隔で運行。土曜―日曜 24時間運行、日中は10分間隔。1区間の一般料金は$5.20。プリペイドのGo Card で$3.53。2区間はそれぞれ$6.10、$4.14です。2018年にはへレンズベールの鉄道駅まで延長され、サーファーズとブリスベン空港がつながることが予想されています。

                            
世界水泳に次ぐ世界3大大会の1つパンパシフィック選手権が8月21日から25日ゴールドコーストで開催されます。アメリカ、日本、中国、オーストラリアというロンドン五輪での水泳のメダル獲得上位4か国が参加します。日本からはオリンピックで活躍した入江陵介選手や日本選手権で注目された荻野公介選手などが参加の予定です。

”今年は住宅価格が上昇するのか”と尋ねられますが、今のところ住宅価格は若干の上昇と停滞の繰り返しです。統計局の発表では全体の住宅ローンの40%が投資家によるもので、2003年以来最高の水準に達しています。投資不動産の住宅ローンの伸びは持ち家住宅ローン件数を上回っています。しかし新規の住宅ローンの契約率が停滞しており、ここ数年来の最低水準に近いそうですから、若いカップルが住宅を手に入れるにはまだまだ景気の回復が望まれるのでしょう。。


7月30日、31日山火事の煙に包まれたサーファーズ。↑  昼からは風向きも変わり南に移動していったのが↑。
2004年以来最悪の様子です。Austiville地域、Hinze Dam周辺、Advancetown近辺の山が燃えたようですが、今のところ人家に影響、被害は出ていないようです。昨年7月には135mm降った雨が、今年7月はたったの8.4mmでした。晴天が続いたのはよかったのですが、これだけ乾燥するとユーカリの木が発火してしまうのですね。


2014年7月
ひんやりした朝は10度を下回りますが、日中は20度を超えるゴールドコーストです。
現市長が就任した2012年から約2年続いてきた、サーファーズパラダイス、トランジットセンター駐車場の2時間無料サービスが7月1日終了しました。これからは1時間$2.30の料金がかかります。それでもブリスベンで駐車することを考えれば’まだまだ安いです。
7月6日恒例のゴールドコーストマラソンが開催され、クィーンズランド州と姉妹州県である埼玉から、今年も川内選手が参加しました。連続優勝ならず、今回は3位。優勝はケニアのランナー。女性の部は日本人の1,2フィニッシュ。加藤さん新宅さんおめでとうございます。このマラソン大会に現在試運転中のトラム(市電)を開通させてはどうかという提案もありましたが、まだ安全点検中ということでまだ開通しておりません。イベントがあるからと言って無理に開通させることなく、安全点検を優先するというのは感心ですが、いまだいつ開通か正式な発表がないのがオーストラリア的なのかもしれません。
オーストラリア国内賃金の上昇は例年3-5%です。しかし最近の数字は15年来最低水準だそうで、直近の年賃金上昇率は2.6%。一方消費者物価指数はいつも3%前後で推移していますが、今年1-3月の消費者物価指数上昇率は2.9%で、近年ではめずらしく賃金上昇率がインフレ率を下回る結果になっています。これはオーストラリア国民の実質賃金が下がっていることを意味し、今後企業もコスト高を抑制するために、しばらくは賃金上昇率は低く抑えられるので、”働けど働けど、我が暮らし楽にならざり”のオーストラリアです。
中央銀行の政策金利 ですが今月も2.5%の据置きです。しばらく利上げする材料が見当たらないとされ、来年初頭まで現在の記録的低水準を維持するというのが一般的な見方だそうです。


2014年 6月
2013年のゴールドコーストへの観光客は前年比11%減の5万5000人でした。今から17年前の1997年には35万人もの日本人がゴールドコーストを訪問していたことを思えば、残念です。当時日本航空、 全日空、カンタス、アンセットの飛行機会社4社が直接ブリスベンに入っていました。キャセイもシンガポール航空は当時も今も飛んでいますが、直行便ということで言えば、今はブリスベンはなく、ゴールドコーストにJetstarだけですから、当時が懐かしく思い出されます。
Broadwater (ヨットハーバーのある)内海に建設を提案されている豪華客船のクルーズターミナルの議案が賛成多数で可決。1歩前進です。ターミナルの計画には新カジノ建設案も含まれており、新たな観光客の誘致に期待が高まります。

ゴールドコーストの不動産のデータによりますと2014年2月までの1年で16,462戸の住宅売買が記録されています。今から12年前の2002-3年には3万戸近くの売買があったわけですが、その頃をピークに、2005年に一旦約2万戸程度に下がり、2007-8年約2万5000戸まで再伸したものの、2008年リーマンショックの影響で、2010-11年には約1万戸近くまで下落。2012年中旬より売買は徐々に増加しており、現在に至ります。一時期ゴールドコーストの不動産のサイクルは7年とも言われておりましたが、今やその影もなく、緩やかな増加は2018年まで続くと予想されています。売買の取引数は昨年比33.6%増です。


2014年 5月
7月開通予定のCity Tram が終点のブロードビーチまで到着し、安全チェック、試運転中のトラムを最近よく見かけます。トラムが通過するとき、信号がリセットされるので、次は青だからいけると信号待ちしていると、トラムが入って来て、もう一回信号待ちになってしまうことがあります。特に問題となっているのが、カジノとブロードビーチの交差点、パシフィックフェアーの交差点の2か所で、毎朝通勤時にはひどい停滞になっています。信号機との不具合もチェック、レポートされているとのことなので、正式な開通までには改善されることでしょう。次のステージとして2018年ゴールドコーストで行われるコモンウェルスゲームの開催までに、Helensvaleの鉄道駅につなげることを計画しています。
ナショナルオーストラリア銀行の四半期報告によりますと、クィーンズランド州は4.4%、ニューサウスウェルズでは3.3%住宅価格が高くなっており、ビクトリア州を除いて今後も住宅価格は続騰すると予想されています。
ある不動産会社の統計ではオーストラリアの新築物件の7分の1は外国人が購入しているそうです。特にクィーンズランド州では新築物件の24.4%つまり4分の1が外国人の購入です。昨年よりは不動産の問い合わせが増えてきていますが、国内投資家の復活というより、アジアからの人口流入が増えていることの影響が大きいようです。


2014年 4月
日本が桜前線で話題になるころ、皆が花粉症で悩ませられる頃、クィーンズランドは秋で台風の季節となります。2011年、2月に大きな被害を出したYasi 以来となるカテゴリー5(最大級)のサイクロンIta が今月上陸ると話題になったものの、幸いにも一夜明けると大型の熱帯低気圧に変わっており、大きな被害もなく一安心でした。
今月オーストラリアのアボット首相が来日し、日本とオーストラリアの経済連携協定(EPA)において、牛肉の関税を現行の38.5%からどこまで下げられるかが注目されましたが、結局18年かけて19.5%(1年で1%)引き下げることで合意したようです。日本の国内牛飼育農家の保護を考えると関税ゼロにならなかったのは仕方ないようですが、今後20年で豪州の畜牛農家は約2700億円相当の輸出機会が増えるらしい。逆に豪州は5%の自動車輸入関税を廃止するので、1台あたり約$1000の値下げが期待できるそうです。両国民の最大の利益を追求していただき、収入が増加し、物価が安定し、消費が増加する日をいつか夢見て。
オーストラリア連邦中央銀行(RBA)は豪ドル高を懸念してそう簡単には利上げに踏み切れないようです。しかし低金利が続き、住宅建設認可数が増加しており、住宅供給が増えて、価格も落ち着いてきています。先月失業率は6.1%から5.9%に低下したというものの、依然雇用に関する不確定要素が大きいものの今後医療部門、住宅建設部門で雇用が増加していけば過去2年の雇用停滞から抜け出せるかもしれません。          
7月開通予定のCity Tram が3月17日初めて終点のブロードビーチに到着しました。記念すべきことです。
あちらこちらで試運転のトラムを見かけるのですが、結構スピードが出ているので、びっくりです。


2014年 3月
先月トヨタ・オーストラリアが2017年末までにオーストラリアでの車の生産を中止すると発表しました。これまでフォードが2016年、GMホールデンが2017年末までの生産中止を決めているので、オーストラリアで生産する車はなくなり、今後は各社輸入によって市場を維持していくことになります。
近年の豪ドル高、労働コスト高、国内市場の規模の小ささが原因と言われておりますが、今後は輸入車の関税の撤廃を含んだ自由貿易協定を、各国と交渉していくことになっていくそうです。
先月シドニーで20カ国・地域(G20)財務省・中央銀行総裁会議が開催され、今後5年で各国がGDP成長率を予測されているよりも2%引き上げることを共同声明として採択、閉会されました。目標に向けて各国が支出削減、労働市場の改革、雇用拡大、インフラ投資拡大、内需拡大など努力することになります。
世界経済の75-85%を占めていると言われていわれているG20ですが、今年の11月にはブリスベンでG20首脳会議が開催されます。首脳会議は9回目にしてオーストラリアが初の議長国となります。4000人もの各国使節団、3000人の報道陣がブリスベンに入りますので、世界の注目となることでしょう。


2014年 2月
1960年台にサーファーズ・パラダイスのネラング川対岸に開発された住宅地 Isle of Capris にある小さな古いショッピングセンターが、昨年12月におしゃれなデザインでビレッジ感覚のフレッシュフードマーケット、レストラン/カフェに生まれ変わり、人気です。ローカルタイプのよく似たショッピングセンターはサウスポートのフェリーロードとか、ランナウェイにもできており、いずれも賑わっています。オージーは大きくてモダンなショッピングセンターに惹かれますが、顔なじみが集まるところでコーヒーを飲んだり、ウォータサイドのダイニングで友人カップルとワインを嗜むといったライフスタイルも相変わらず人気です。
Capri on via Roma は総工費5000万ドル。地下に177台、地上とあわせて250台の駐車場。
http://www.caprionviaroma.com.au/
今年の旧正月は1月31日。27日には2000人を超える中国人が中国、香港から到着。シンガポールやマレーシアからも続々と到着しています。近年の一部悪徳ツアーで中流クラスの観光客の関心を失ったらしいものの、投資を好む富裕層の(super rich)中国人が好む行き先はオーストラリアが1番だそうです。新聞の記事ですが、すでに6300万の中国人が海外に資産を持っており、さらに9000万の中国人がインターネットで投資先を探しているらしい。驚くべきことに投資客の61%が現金で購入するそうです。


2014年 1月
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)はオーストラリア子会社のホールデンの生産工場を2016-17年末までに閉鎖することを決めたと発表されました。豪ドルの高騰や人件費などのコスト高、国内の市場が小規模なこと、世界的な自動車産業の落ち込みなどが理由で、経営が悪化したようです。
三菱自動車が08年に撤退、過去5年間で約6億ドルの損を計上した米フォードも2016年に撤退を表明。GM撤退が決まると唯一残るのはトヨタ自動車ですが、トヨタは2012年に約350名の人員削減を発表し、今年希望退職100名の削減。事情はトヨタも同じで大幅なコスト削減ができなければ撤退も考えられます。自動車産業は5万人以上を雇用する重要産業。部品メーカーなど連鎖的に撤退する危機に直面しています。
ジェットスター航空がゴールドコースト―大阪便を来年5月8日に終了すると発表しました。東京便はこれまで通りですが、近い将来エアバスA330から大きなボーイング787に変わり、年間輸送客数は23000人増えるそうです。新たにメルボルン―東京便が運行され、大阪、名古屋、福岡、札幌、松山、大分、鹿児島といった地方に飛んでいるジェットスターの国内ネットワークと連携を図るそうです。



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